乾燥原料向け 連続式殺菌・パステリゼーションシステム
微生物リスクを低減しながら、品質を維持する。その両立を“工程設計”として実現する連続式殺菌装置。

Safesteril(セーフステリル)とは何か
Safesteril(セーフステリル)は、乾燥スパイス、ハーブ、穀物、粉体食品原料、ナッツ類などを対象とした連続式殺菌システムです。
本装置は、単に微生物を低減するための設備ではありません。重要視しているのは、「安全性」「品質」「再現性」「工程安定性」を同時に成立させることです。
乾燥原料は水分活性が低い一方で、サルモネラをはじめとする微生物リスクを内在しています。しかし過度な熱処理は、揮発成分の損失、色変化、粉体物性の変化を招き、製品評価や後工程に影響を与えます。
Safesteril(セーフステリル)は、この相反する要求を、経験や勘ではなく、工程設計によって解決することを目的としています。
工程として設計された連続処理
蒸気殺菌工程において最も重要なのは、温度そのものではなく「滞留時間」「蒸気条件」「供給安定性」「原料流動」の統合制御です。
Safesteril(セーフステリル)は連続式構造を採用し、原料を一定条件下で処理します。滞留時間は設計段階で最適化され、処理のばらつきを抑制します。
その結果、必要な微生物低減水準に対応しながら、過剰な熱負荷を回避します。
連続式であることの価値は、生産性ではなく、再現性です。再現性のある工程は、品質保証体制の強化に直結します。

記録可能な工程という考え方
食品安全管理は、「実施した」ことではなく、「説明できる」ことが重要です。
Safesteril(セーフステリル)は、処理条件および温度履歴の記録が可能な設計となっています。HACCP運用や第三者監査において、工程の透明性を確保することができます。
説明可能な工程は、リスク発生時の対応力を高めます。工程の明確化は、品質保証責任者にとって大きな意味を持ちます。

将来適合性を備えた電気式構造
Safesteril(セーフステリル)は電気式設計を採用しています。ガスボイラーへの依存を抑え、エネルギー効率を高める構成です。
設備投資は短期的な性能評価だけでなく、中長期的な環境変化も考慮されます。安全性、品質、環境適合性を同時に評価できる点は、設備選定において重要な要素です。

一般的な装置との考え方の違い
| 項目 | 一般的な殺菌装置 | Safesteril(セーフステリル) |
|---|---|---|
| 処理方式 | バッチ式中心 | 連続式 |
| 工程安定性 | ロットごとの差異が発生しやすい | 設計段階で最適化 |
| 品質保持 | 過加熱リスクあり | 熱負荷最適化 |
| 工程記録 | 限定的 | 条件記録可能 |
| 将来適合性 | ガス依存 | 電気式 |
よくあるご質問
Q1. Safesteril(セーフステリル)はどのような原料に適していますか。
A1. 乾燥スパイス、ハーブ、穀物、粉体原料、ナッツ類など、微生物管理と品質保持の両立が求められる原料に適しています。原料特性や処理量に応じた設計検討が可能です。
Q2. 微生物低減水準はどの程度ですか。
A2. 目標基準に基づき処理条件を設計します。初期菌数や求められる水準に応じて工程を構築します。
Q3. 既存ラインへの導入は可能ですか。
A3. 前後工程との整合を含めた設計検討が可能です。
まとめ
Safesteril(セーフステリル)は、乾燥原料向けの連続式殺菌システムです。
その本質は、強い処理能力を誇示することではありません。再現性のある工程を構築し、安全性と品質を安定的に両立させることにあります。
工程が安定すれば、品質が安定します。品質が安定すれば、信頼が積み上がります。
Safesteril(セーフステリル)は、乾燥原料の殺菌工程を“管理可能な工程”へと進化させるための選択肢です。
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