連続式蒸気殺菌・パステリゼーションシステム 技術仕様
装置概要
Safesteril(セーフステリル)は、乾燥スパイスやハーブ、穀物、粉体原料などを対象とした連続式の蒸気殺菌・パステリゼーション装置です。温度や蒸気量、加熱時間を適切に管理し、毎回安定した殺菌効果を得られるように設計されています。
本ページでは、処理能力や装置の構成、必要なユーティリティなど、導入をご検討いただくための基本仕様をご案内します。

処理能力(Capacity)
Safesteril(セーフステリル)は、処理する原料や目的に合わせて最適な仕様で設計されます。以下は一般的な設計の目安です。
| 項 目 | 仕 様 |
|---|---|
| 処理能力 | 約300 kg/h ~ 3,000 kg/h |
| 適用原料 | スパイス、ハーブ、穀物、粉体原料、ナッツ類 等 |
| 処理方式 | 連続式 |
| 滞留時間 | 原料・目標条件に応じて設計 |
| 微生物低減設計 | 要求基準に基づき条件設定 |
※処理能力は、原料の重さや水分量、目標とする条件によって変わります。

装置構成(System Configuration)
Safesteril(セーフステリル)は以下の主要ユニットで構成されます。
主構成
- 原料投入部
- Spirajoule 連続式殺菌ユニット
- UPX 連続式急速冷却ユニット
- 排気・凝縮処理部
- 制御盤(HMI/データ記録対応)



ユーティリティ要件(Utilities)
Safesteril(セーフステリル)は、電気と蒸気を利用して原料を加熱し、殺菌を行う連続式システムです。
| 項目 | 要件(目安) |
|---|---|
| 電源 | 三相電源(容量は能力により設計) |
| 蒸気 | プロセス蒸気供給(条件に応じ設計) |
| 圧縮空気 | 制御用 |
| 排気 | 局所排気ダクト接続 |
| 設置環境 | 屋内設置推奨 |
設置条件(Installation Requirements)
Safesteril(セーフステリル)は、前後工程を考慮したレイアウトで設計されます。搬送設備との組み合わせを前提に設計でき、既存ラインへの組み込みも検討可能です。また、安定した運用と安全性を確保するため、十分なメンテナンススペースの確保を推奨しています。
食品工場に適した材質と衛生設計
Safesteril(セーフステリル)は、接液部に食品機械仕様の材質を採用し、衛生性に配慮した設計を行っています。洗浄しやすい構造とすることで清掃性を高め、異物混入リスクの低減にも配慮しています。また、食品工場の基準に準拠した構成とし、安全で安心な運用を支える設計となっています。
技術仕様に関するQ&A
Q1. 処理能力は決まっていますか。
A1. 原料の性質や求められる条件に合わせて設計します。標準的な能力範囲の中で、最適な仕様をご提案します。
Q2. 微生物低減レベルは保証されますか。
A2. 目標とする基準に合わせて条件を設計します。実際の効果は、原料の特性や求められる水準に応じて確認・評価します。
Q3. 既存設備と接続できますか。
A3. 搬送設備や冷却装置、包装ラインなど、前後工程を考慮して設計します。
Q4. データの記録や出力はできますか。
A4. 温度の履歴や処理条件を記録できる仕様に対応可能です。

まとめ
Safesteril(セーフステリル)は、乾燥原料を対象とした連続式の蒸気殺菌システムです。処理能力の設計、安定した運転、品質の維持、監査への対応までを含めて検討できる設備です。
本ページでは基本的な構成をご紹介していますが、実際の仕様は原料の性質や求められる基準に合わせて個別に設計します。詳しい能力計算や必要なユーティリティ、設置レイアウトについては、技術打ち合わせの際にご説明いたします。
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