ホッパ(ホッパー)のトラブル / ホッパ(ホッパー)-5

ホッパ(ホッパー)のトラブルとは、ここでは投入口から処理物を入れたのに、排出口から物が出てこない現象を指します。これは殆どがこの詰まりの現象と想定されます。
ホッパ(ホッパー)
詰まりの現象は大きく下記3種類があります。

1.ブリッジ/アーチング
よく詰まりの現象で見られることが多く、排出口付近は空洞になり、投入口付近はあふれるほど満杯になります。

投入物が圧縮、あるいはホッパの壁に付着し物が出てこなくなります。これをブリッジといいます。あるいは棚吊と呼ぶこともあります。
又、ホッパ上部で物の圧縮がひどくなりアーチ状に詰まる現象をアーチングと呼びます。
しかし、一般的にはあまりアーチングという言葉はあまり使われずにアーチングもブリッジと呼ばれているようです。

2.ラットホール
投入した物は投入口から排出口よりは出ていきますが、周囲の壁にたまったままの状態になり、上からののぞくと排出口までまっすぐ下に向かって空洞になっている現象です。
壁周辺は投入物が滞留しており、古い物がそのまま残り、新しく投入した物がそのまま出て行く現象です。次に述べる付着の現象とは区別されています。

3.付着
その名の通り、投入物がホッパの壁にくっついた状態。古くから付着した物ははがれないで、新しく投入した物がそのまま出て行く現象です。
壁に取り付いたものだけがたまる現象で、上記のラットホールより滞留する量は少ないといえるでしょう。

次回は本内容の解決方法についてです。

 


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