連続式蒸気殺菌・パステリゼーションシステム 技術仕様

装置概要

Safesteril(セーフステリル)は、乾燥原料向けの連続式蒸気殺菌・パステリゼーションシステムです。温度、蒸気供給、滞留時間を工程として設計し、再現性のある微生物制御を実現することを目的としています。本ページでは、処理能力、装置構成、必要ユーティリティなど、導入検討に必要な基本仕様をご案内します。

装置写真no.2 safestril セーフステリル 2026.2.25

処理能力(Capacity)

Safesteril(セーフステリル)は用途・原料特性に応じて設計されます。以下は代表的な設計レンジです。

項目仕様レンジ(目安)
処理能力約300 kg/h ~ 3,000 kg/h
適用原料スパイス、ハーブ、穀物、粉体原料、ナッツ類 等
処理方式連続式
滞留時間原料・目標条件に応じて設計
微生物低減設計要求基準に基づき条件設定

※実際の能力は原料密度、含水率、粒度、目標条件により決定されます。


装置写真no.3 safestril セーフステリル 2026.2.25

装置構成(System Configuration)

Safesteril(セーフステリル)は以下の主要ユニットで構成されます。

主構成

  • 原料投入部
  • SPIRAJOULE 連続式蒸気殺菌ユニット
  • UPX 連続式急速冷却ユニット
  • 排気・凝縮処理部
  • 制御盤(HMI/データ記録対応)

Safesteril セーフステリルフロー図 2026.2.25


ユーティリティ要件(Utilities)

Safesteril(セーフステリル)は電気式システムとして設計されています。

項目要件(目安)
電源三相電源(容量は能力により設計)
蒸気プロセス蒸気供給(条件に応じ設計)
圧縮空気制御用
排気局所排気ダクト接続
設置環境屋内設置推奨

※詳細は能力・レイアウト検討時に確定します。

設置条件(Installation Requirements)

  • レイアウトは前後工程を考慮して設計
  • 上下搬送設備との連携
  • 既存ラインへの統合検討
  • メンテナンススペース確保推奨

材質・衛生設計

  • 接液部:食品機械仕様材質
  • 洗浄性を考慮した構造設計
  • 異物混入リスク低減設計
  • 食品工場基準に準拠した構成


装置羽根写真 Safesteril セーフステリル 2026.2.25


技術仕様に関するQ&A

Q1. 処理能力は固定ですか。
A1. 原料特性および要求基準に応じて設計されます。標準能力レンジ内で最適構成を検討します。

Q2. 微生物低減レベルは保証されますか。
A2. 目標基準に基づき工程条件を設計します。実際の評価は原料特性および要求水準に応じて検討されます。

Q3. 既存設備と接続可能ですか。
A3. 前後搬送・冷却・包装ラインとの整合を含めた設計が可能です。

Q4. データ出力は可能ですか。
A4. 温度履歴および処理条件の記録に対応した構成が可能です。


フロー図 safestril セーフステリル 食品殺菌乾燥 2026.2.23



まとめ

Safesteril(セーフステリル)は、乾燥原料向けの連続式蒸気殺菌システムとして、能力設計、工程安定性、品質保持、監査対応を総合的に検討できる設備です。本仕様ページでは基本構成をご紹介しましたが、実際の設計は原料特性と要求基準を前提に個別に検討されます。
詳細な能力計算、ユーティリティ負荷、レイアウト検討については、技術打合せにてご案内いたします。

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