ホッパ(ホッパー)の内張りとその特徴-1 / ホッパ(ホッパー)-3

ホッパの壁は2重にする事により耐久性が増し、長持ちします。それは、内張りを取り付け、それが減れば取り替える。そうすればホッパ自体を作り直す必要がなく、非常に経済的です。
又、内張りをボルト止めにする事により溶接取付が不可能な内張りの製品でも取り付けが可能ですし、取替、交換が簡単です。
内張りは投入する物と内張りの目的から種類を選択する必要があります。
例えば、滑りにくい物の場合は、滑るように樹脂板を張る。砕石のように転がりやすくたまる事のない場合は、耐磨耗のみを考え鋼板あるいはゴム板を張る。あるいは騒音防止としてゴム板を張る等があげられます。

ホッパの内張りとして大きく下記3点があります。
1. 鋼板
2. 樹脂板
3. ゴム板

1.鋼板
選択の理由が耐磨耗である場合に選択します。材質に種類がありコストに応じて選びます。
安価な順番に並べると
普通鋼板 → ヘルテン鋼(高張力鋼、ハイテン鋼)→ スウェーデン鋼 → マンガン鋼
マンガン鋼以外は溶接取り付けが可能です。耐久性の点では当然上記の逆の順番となります。厚みも種類が豊富で、用途に合わせて選びます。ヘルテン鋼(高張力鋼、ハイテン鋼)の内張りが弊社製作の中で最も多いです。
取り付け方法は、ボルト取りあるいは溶接取り付けの2種類があります。
鋼板内張りの溶接取付は、ボルト取り外しが困難な箇所への設置する場合等の理由からで、取替、交換は現地にてガス、サンダー等で取り外し再度内張りを溶接取付を行ないます。
この鋼板内張りは3種類
の中で最も安価で最も使用されるでしょう。

次回へ続く。

下記引用サイト Wiki 高張力鋼

高張力鋼(こうちょうりょくこう、英語High Tensile Strength Steel; HTSS)は合金成分の添加、組織の制御などを行って、一般構造用鋼材よりも強度を向上させた鋼材。日本ではハイテン[1]高抗張力鋼とも呼ばれる。

 


下記写真はスクリューコンベヤ付きホッパです。

 

スクリューコンベヤ付ホッパ 研機 2018.3.12

 

 

乾燥機 KENKI DRYER
どこもできない付着粘着物液体の乾燥機
https://kenkidryer.jp
熱分解装置 Biogreen
火気を一切使用しない国際特許技術の熱分解装置
https://biogreen-jp.com