バケットコンベヤについて

バケットコンベアとはバケット(バケツ)をチェーンあるいはベルトに取り付け、バケットの中に搬送物を投入し、その物を運ぶコンベヤです。そのバケツはチェーン式の場合チェーンのアタッチメントに取り付けます。アタッチメントとは、チェーンにさまざまな物を取り付け可能とするチェーンと一体化された物で、様々な形状があります。
バケツはチェーンではなくコンベヤベルトへ取り付ける方法もあります。ベルト式バケットの方が仕様にもよりますが、通常安価で製作できます。但し、搬送物、環境等を考慮してチェーン式でないといけない場合が多々あります。搬送速度はベルト式の方がチェーン式に比べると早く設定できるためりチェーン式と比較すると大量に運搬が可能と言えます。
チェーン式をあまり速度を早くするとチェーンの磨耗が激しくチェーンの取替時期が早くなります。単純に取替費用を比較すると、コンベヤベルトとコンベアチェーンでは、ベルトのほうが搬送距離、バケツ幅によりますが安価です。
よって、チェーン式でのバケットコンベヤの搬送量を増やすためにはバケツの1個1個の大きさを大きくすることになります。そのチェーンの選定は、バケツ寸法、重量、搬送距離、搬送量、環境を考え選定が必要です。材質、強度を確認します。
ベルト式は確かに安価なのですが、何らかの原因でベルトに亀裂が入る場合よっては切れるトラブルが発生する場合があります。
チェーン式の場合切れることはまずあり得ません。但し、点検は必要です。チェーンは長年の使用でローラーの減り等で伸びの現象がでます。バケットコンベアの場合、このチェーンの伸びでトラブルが起きやすくなります。


下記は垂直搬送バケットコンベヤ(エレベータ)の写真です。

バケットエレベータ 02

 

 

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