ミスト噴霧（散布）による防塵対策 について

■ ミスト噴霧（散布）による防塵対策 について
防塵対策のためのミスト噴霧は塵埃が工場内を舞うのをなるべく防ぐために行います。塵埃は決して人間の体には良くはなく安全衛生面で問題があります。
防塵対策のため、水を大量に巻く散水はあちこちで行われています。但し下記問題点があります。
1）機械、機器が濡れ腐食、腐れ及び電子機器に影響を与える。
2）散水後撒いた水が床に残り衛生上の問題が残る

■ ミスト噴霧（散布）による防塵対策結果について
ミスト噴霧はかなり風の影響を受けることを考慮し、圧縮空気と水を供給する2流体ノズルでの対応でを行ないました。ミスト噴霧する対象物は埃の発生源です。
ミスト噴霧の結果
1）従来工場中を舞っていた埃がその装置の設置部分だけにおさまる。
2）圧縮空気の力により埃を水と共にその場で押さえ込んでいた。
ミスト噴霧の問題点
1）その噴霧される箇所に発生される埃全てがそこに留まる。工場中を舞っていた塵埃がその噴霧箇所に集中する。
2）ミスト噴霧された箇所の清掃は従来以上に必要になる。 　

従来の工場場内全ての清掃と比較すると、ミスト噴霧箇所のみの清掃となり人間による労力は減らされました。 

下記はミスト噴霧（散布）による防塵対策の様子です。