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ゴムベルト 樹脂ベルトについて

ベルトコンベヤで最もよく見かけるベルトにゴムベルトと樹脂ベルトがあります。

ゴムコンベヤベルト
屋外で黒ゴムベルトコンベヤを見かける機会が多いと思われます。これは通常「土砂コン」と呼ばれている既製品のパイプフレーム、黒ゴムベルトを使用しているベルトコンベヤです。もちろん工場内でも数多く設置されています。
一般にゴムベルトは樹脂ベルトと比較すると厚みが厚く頑丈です。ゴムベルトのコンベヤは搬送物の重量が重くそして搬送量が多い場合に使用されます。ゴムベルトのコンベヤは樹脂ベルトと比較するとトラス、ストリンガーフレームで製作され頑丈です。

樹脂コンベヤベルト
それに対し、工場内に設置させたコンベヤでは樹脂ベルトが使用されたコンベヤをよく見かけます。
樹脂ベルトのコンベヤはゴムベルトコンベヤと比較すると搬送物が軽量でありそして少量の搬送量の場合に使用されます。樹脂ベルトを使用したコンベヤのフレーム構造はゴムベルトコンベヤと比較すると頑丈にする必要がありません。既製品の樹脂ベルトコンベアはアルミフレームの軽量フレームが殆どです。但し、食品工場等で水洗いする場合にはステンレスフレームで水洗い可能な樹脂ベルトを使用します。
樹脂ベルトは搬送面を船底形には一般的にはできません。船底形では大量の搬送が出来、ゴムベルトでは一般的です。但し、樹脂ベルトでも材質が塩ビで通称ツートンと呼ばれるベルト等でも船底形搬送が可能なベルトもありますが、あまり見かけません。

ベルトの構造について
ゴムベルトの構造として、中の帆布を上下のゴムで挟んおり、上下のゴムをカバーゴムと呼びます。又、帆布の重ねる数の単位を通常プライ数で呼び、例えば3枚重ねている場合は3プライと呼びます。上下のゴム、帆布の材質等種類が多くあり、その用途のより選定します。
樹脂ベルトは一般的には最上部の樹脂と帆布のみで下側の樹脂がありません。上下の樹脂で中の帆布を挟んでいるのではなく上側の樹脂とその下の帆布飲みです。樹脂ベルトを使用するコンベヤは搬送面をローラーでなく板状の面で支える構造が殆どで、面の上をスムーズに滑らせる必要があるためでしょう。
ゴムベルトにも帆布ベルトと呼ばれる下側にカバーゴムがないものがあります。このベルトは樹脂ベルトコンベヤ同様搬送面のベルト支えを板状の面で支える構造のコンベヤの場合に使用します。弊社も選別コンベヤ等で使用します。

 

下記はラフトップ樹脂ベルトコンベヤです。

 

ベルトコンベヤのページは下記です。

コンベヤ

 

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